結婚情報の本に載りました②
結婚情報のインタビュー記事です
女優川村さんと結婚について話しています。
①のつづきです。
千⽥ 今は「いい⼈がいれば結婚したい」と⾔う⽅が多いわりに、⾏動を起こさない⽅が⼤半なんです。しかも「いい⼈」を具体的に⾔えない。そして、昔のように黙っていて も紹介してくれるような近所のおばちゃんもいません。結婚⾃体が困難な時代だと⾔えるでしょう。
川村 私は今まで、結婚相談サービスというとパソコンを使ってマッチングする相⼿を黙々と探すというイメージを持っていました。でも、千⽥代表のお話を聞いて印象がガラッと変わりましたよ。本当に昔の仲⼈みたいな役割をされているんですね。
千⽥ そう⾔っていただけると嬉しいです。私はすべての会員さんのお名前はもちろん、お付き合いしているお相⼿のことまで把握しているんですよ。これは⼤⼿ではできないことだと⾃負しています。それに365⽇24時間連絡可能なので、どんなに⼩さなことでも悩んだり困ったりした際には電話やLINEを受け付けているんです。実際に画像を送ってきてお⾒合いに来ていく洋服を相談されたこともありますよ。
川村 頼りになります︕ 千⽥代表は本当にみんなのお⺟さん・・・というより“お⺟ちゃん”ですね。
⼤病克服が与えてくれた強い使命感
川村 千⽥代表ご⾃⾝は早くにご結婚されたそうですね。この業界に進まれたきっかけは何だったんですか︖
千⽥ 実は2008年に乳がんを患いまして。当時は がんというと不治の病のようなイメージがあったので、もう⼈⽣も終わりなのかと⼀度は命を諦めかけたんです。でも家族に⽀えられ何とか病気を克服しました。それをきっかけに⼈の役に⽴つ仕事がしたいと思うようになり、当時勤めていた⼤⼿銀⾏を辞めて、市役所で仕事をしたり、⽼⼈ホームの ⽣活相談員を務めたりしまして。そんな中、独⾝のまま寂しく最期を迎える⽅たちを⽬の当たりにしました。そしてこれからはもっともっとそういった⽅が増えると⾔われていると知り、「⽼後より結婚のサポートが先だ︕」と⼀念発起して今の仕事に就きました。
川村 千⽥代表が会員さんに対し、ここまで親⾝になれるのは今までの経験で培った使命感なんですね。
千⽥ 闘病⽣活を経て、家族のありがたみや⼤切さを実感したからこそ、⺟親のような気持ちで会員さんに接することができるのだと思っています。「会員さんは私の⼦ども。だから、ちゃんと育て上げる」という強い気持ちで⼀⼈ひとりと向き合っています。
川村 ただ、私が千⽥代表にお会いするまでそうだったように、結婚相談所というと垣根が⾼い印象を持っている⽅も多そうです。
千⽥ 川村さんのおっしゃるとおりです。多くの⼈は「結婚相談所は最後の⼿段」と思っているんですよね。でも、困ってからではなく、もっと気軽に来てもらうのが理想なんです。1⽇でも若いほうが良いんですよ。
川村 私も独⾝なので今⽇はとても興味深いお話が聞けて勉強になりました。千⽥代表は仕事だからと無理をしている感じがなく、⾃然体なところが素敵だと思います。ぜひ、 やりがいを感じるときを教えてください。
千⽥ ⼈と⼈とが出会い、結婚という⼤きな幸せをつかんでくれた時ですね。プロポーズが成功したと報告を受けたときは⾔葉では⾔い表せないくらい、嬉しい気持ちでいっぱいです。そんな喜びを積み重ねながら、80歳になるまでこの仕事を続けていきたいと思っています。
川村 世話好き⺟ちゃん、本当にかっこいいです︕ これからも多くの ⽅の出会いをサポートしてくださいね。
当時川村さんは31歳だったと記憶しています。
このインタビューのあと3か月後に結婚報道がありました。交際半年の方だったそうですが、川村さんからプロポーズしたと載っていました。きっと私が影響を与えたのだろうとひそかに思っています。
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